Re:ゼロからはじめる面接テンプレ作成〜看護学生向け〜
こんにちは。ぽよ波です。
今回はタイトルにもある通り、「面接テンプレ作成」について取り上げていきたいと思います。
面接対策としてまず、ある程度のテンプレートを用意しておくというのは当たり前のことだと思います。
また、
・面接に苦手意識を持っている方(あがり症など)
・アドリブが効かない方
(・理想とする看護師像がない方
・看護師を志望した理由が特にない方)
これらに当てはまる方は特にちゃんとした原稿を用意しておくことをオススメします。
さて、少し話はズレますが私はゼロから何かを生み出すことがとても苦手なんですが、何かのリメイクをすることは好き(得意)なんですよね。
突然何を言ってんだこいつ?と思われた皆さんも多いかと思いますがもう少しお付き合いください。
分かりやすい例を出すと関連図でしょうか?
ある程度参考書を利用して関連図を作成することはギリギリできるのですが、参考書に載ってないような疾患とかの関連図は全くと言っていいほどできません。
(余談ですが私は小児実習の際、参考書に載ってないような疾患の子を担当したため、単位ギリギリ取得になった思い出があります。)
これは面接テンプレ作成にも共通していて、
例えば面接で話す内容などを考えるときに、一から考えるのはとても苦手なんですよね。
ただネットで検索してある程度の骨組みをお借りして、そこから自分流に肉付けをしていってアレンジすることはとても得意です。
なので面接対策なんて直前にネットで調べてちょいちょいっとアレンジすれば余裕やんwwwとか思っていました。
本当に甘い考えだと悟ったのはネットで検索した時でした。
そう、少しネットで検索して頂くと分かると思うのですが圧倒的に少ないんですよね。
看護師専用の面接対策のサイトって。
いやあ、正直クソほど舐めてたのでびっくりしました。
文系に進んでいたら...と後悔したことは何度もありますがこれもその1つに入りますね。
なのでね私は、「私と同じような看護学生が生まれる前に救いたい。全ての宇宙、過去と未来全ての看護学生を、この手で。」
(アルティメットぽよ波)
前置きが長くなりましたね。
そういうわけで、面接での質問を想定しガチガチに原稿を作り上げた私がこの原稿を余すことなくここで晒すからみんな参考にしてくれーーーッ!!!!!
一応いないと思いますが、私のを丸パクリはご遠慮ください。ちゃんと自分流に改変してね!
「こういう風に書けばいいんだな」とかある程度の参考に留めて頂けると幸いです。
1.自己PR
【実習先で患者さんと接したときに「いつも明るくて元気だね」とおっしゃって頂いたり、「笑顔が素敵だね」と仰って頂いたことがとても印象的で、明るく元気に笑顔で対応できることが自分の長所の一つと考えています。
もちろん実習以外の普段の日常生活でも笑顔で過ごすことで友人や先輩・後輩との関わりも楽しくなる上に、交流の輪を広げるきっかけにもなりました。
この強みを生かし、多くの患者さんや家族の方、病院スタッフとの信頼関係を築き、いち早く一人前の看護師として成長できるように頑張っていきたいと考えております。】
自己PRはね、だいたい聞かれるから考えておいた方がいいと思います。
ポイントとしては一番最初に結論、伝えたいことを持ってくることですかね。
あと面接官に「こいつ採用してえな」と思われるためにも仕事と直結できるような強み(明るい、協調性があるとか?)だと締めやすくなるのでオススメです。
(無事採用されたぽよ波の顔)
2.学生時代に打ち込んだことは?
これね、私のはあんまりオススメできないんですよね。
なぜなら私、サークルも入ってなければ人生で一度もボランティアをやったことないからです。
ずっと居酒屋のホールバイトを掛け持ちして今日まで生きてきたので、それしか話すことないんですよね...
※もしこれを見ている1.2年生はまだ間に合うかもしれないのでなんか話せるようなことやっといた方がいいよ!!!
そういうわけで、もう今更ボランティアなんて間に合わねえ!!!本当にバイト人生だった(しかも居酒屋のホール)の子限定の文章ですが、どうぞ。
【お客さまからまた来るねという言葉を頂くために、自分ならではの接客スタイルを築いた飲食店のホールスタッフのアルバイトです。
30人以上のお客さまを1人のホールスタッフが担当する店舗で、私の小さな意識の違いがお客さまにとっての大きな違いを生むと考え、お客さまの箸が落ちた音がしたら呼ばれる前に新品の箸を届けに行くこと、たばこが欲しそうであったら買ってきましょうかと一言提案することなど小さなことに対しても思いやりを大切にし、接することを心がけてきました。
これは患者様に対しても同じことが言えると考え、小さなことに対しても思いやりを大切にすることで患者様のニーズに沿った看護を提供できると思います。看護にも共通する、思いやりを大切にすることを学びました。】
ここでのポイントはエピソードから得た成果をきちんと表現することです。
あとは無理やりでも構わないのでなんとか「看護」に繋げると良いのではないでしょうか。(適当)
3.どのような看護師になりたいか?
【患者さまの個別性に沿った看護を提供できる看護師になりたいと考えております。ただ正直なところ、個別性に沿った看護について曖昧なところも多く個人の経験や知識に左右されていると考えています。患者のニーズにただ沿うだけの看護ではなく、病状経過やパーソナリティー、生活習慣に及ぶ患者さんそれぞれの背景にどこまで合わせるのか、これから自分自身の課題でもあります。今まで実習で得た経験も生かしつつ、御院で知識を吸収し、学びを得ていきたいです。】
正直なところ、どんな看護師になりたいかってまぁ似たり寄ったりになりがちなんですよね。
なので○○な看護師になりたい!だけじゃ個別性はあまり出せないので、「どんな患者さんにどのような看護をするか」や「そのために何が必要か、何をしていくのか」などを中心に伝えた方が差別化されて良いと思います。
と、私のゼミの先生に言われたので皆さんにも共有しておきます。
4.なぜ看護師を志したか?
一応私が作成した原案はここに載せますがあまり参考にしない方がいいです。理由は下で述べます。
【部活のマネージャーを経験したことで、「縁の下の力持ち」の立場にやりがいを感じるようになりました。そこから学校の先生と進路について相談していくうちに勧められたのがきっかけで、患者さんの健康を陰ながら支える看護師の仕事に興味をもち、看護師を志しました。】
実はワタクシぽよ波、看護師になろうと思った理由は「安定した金&将来結婚した時に旦那の転勤に着いていきたいから」。
絶対に口が裂けても面接では言えない理由です。
なので無理やりこれは創作したのですが、面接当日、「どうしてマネージャーになろうと思ったんですか?」という質問をされ無事死亡しました。
(※ぽよ波は中学の時にテニス部(補欠)、高校の時に帰宅部だったのでマネージャーの経験は全くないです)
まぁ私は何を隠そう、アッパー系コミュ障なので饒舌にあることないことを喋り、事なきを得ましたがみんながみんな、アッパー系コミュ障ではないと思いますし、あまり人にはオススメできません。
これに限らずですが1を100に盛るのはギリセーフ、0を100に盛るのはギリアウトかなと個人的には思います。
なるべく自分が経験したエピソードや自分の考えで勝負した方がいいよ!たぶん!
(根拠はないです。申し訳ありませんでした。)
5.長所・短所
【周りからは素直だと言われます。人の意見を聞き入れたり、自分のことを話したり、壁を作らずに人と接することができます。短所は、のめり込むと時間を忘れてしまうことです。一つの作業に時間をかけすぎてしまうことがあるので、いつも時計を持ち、時々確認することで、時間配分に気を付けるようにしています。】
ポイントは短所にガチな短所を書かないこと。
私でいったら短所といえば、数え切れないほど思いつきます。パッと出てくるので言えば、Safariのタブが200個くらいあってだらしないとこ・部屋の片付けができないとこ・自分に甘いので食べるのを我慢できないとこ、など。
※こんなの面接で言ったら即退場なので言わないようにしような!!!
あんまり自分の長所や短所が思いつかないな〜って人はネットで調べてみてピンとくるやつ探してみるのもいいかも。
長所短所は看護に関係なく聞かれる質問なので割と例文がごろごろ転がっているので是非見てみてください。
さて、いかがだったでしょうか?
勝手ながらそろそろ書くのが面倒になってきたのと、ちゃんとした面接テンプレの底が尽きてきたのでそろそろ終わりにしたいと思います。
また何か質問や要望等あれば
Twitter:@poyo_nami
質問箱:https://peing.net/ja/poyo_nami
までお寄せください。3月までは暇なので、できる限りの質問にお答えしていきたい所存です。
(実は面接なんて序の口、まだまだこれから地獄の“国試”も控えているので、皆さん頑張ってくださいね!)
ではまた!